遺伝性膵炎の日記-子どもの膵炎を知っていますか?-

2019年にyahooブログから引越しました。「遺伝性膵炎」カチオニックトリプシノーゲン(prss1)である娘mimi(看護学校1年生:18歳)の病気や生活の記録を綴っています。子どものすい臓疾患患者会「膵の会」の活動も9年目に入りました。連絡先:suikai@outlook.jp★コロナ以降はzoom懇親会・相談会を開催中★

おばあちゃんのすい臓、その後♪

夏休み直前となりました
実は、ずっとおばあちゃんの話(私の義母)を書いていなかったんですよね。
今日は、久しぶりにおばあちゃんのすい臓の話を書きます。

**おばあちゃんを、簡単にご紹介**
昨年8月に、すい臓がんの手術を受け、尾部を摘出されています。
糖尿病は長年患ってらっしゃいました。現在もインスリン治療、継続中です。
長年茨城県にお住まいでしたが、一人暮らしとなり、昨年5月にすい臓がんが見付かる
6月からインスリン治療を開始。(一人で打てないので、)急遽、東京に引っ越されました。

昨年の10月の外来の話までは、更新していて。
11/8㈫に、「アステラス製薬㈱ 高萩事業所」さんで、講演をさせて頂きました。
その週の木曜日に、再びがん研にておばあちゃんの検診で。
この日は電車で向かいました。その帰り路のでのこと。
モノレールからJRに乗り換える際、階段の最後の段を踏み外し、尻もちをつきました。
それで、大腿骨を骨折されます。

そのまま救急車で搬送。お茶の水の日大病院の整形外科に入院しておりました。
その後、リハビリ強化のため、埼玉の病院へ転院。(3か月くらいお世話になりました)
今も、埼玉のショートステイの施設でお世話になっています。
(大腿骨の方は痛みもなく、元気にお過ごしです)

さて、おばあちゃんのすい臓についてですが、
昨年の術後、自宅にいた時は、お食事コントロールは全く出来ておりませんでした。
ヘモブロビンA1cが、「11」くらいあり(基準値/4.6-6.2)、隠れて常に食べているような状態。
急な引っ越し、術後の不安等、ストレスも大きかったのだと思います。

糖尿の先生に、
「血糖コントロールが出来ていないので危ない。教育入院をお勧めします」
と言われ、病院を探しておりました。
そんな時に骨折で入院することとなって、お食事が管理されるようになり、数値は段々良くなりました。
(お食事が管理されるようになって8か月くらいです。 500kcal/回)

先日の外来(6/26)では、ヘモブロビンA1cが、「6.9」でした。
こんなに回復されるとは、家族も思っておりませんでした。
1日4回打っていたインスリンも、前回から3回に減りました。
以前は、会うたびに「これを買って!」と売店のお菓子を持ってこられましたが、今はそんなこともなく。
入所された当時は、「夜、お腹が空いて眠れないことがあった」と言ってらっしゃいましたが、いまは慣れたようでして。
人に好かれる方なので、施設内でも、上手にお付き合いされているようです。

がん研(膵胆肝外科)には、3か月に一度、検診で伺っています。
抗がん剤治療は、ご相談の上、現在は受けておりません。)