時折、雨のふる東京です。
土曜授業があるmimiは、折り畳みの傘を持って学校に向かいました。
高校2年生になったmimi。来月、長崎と福岡への修学旅行を予定しています。
コロナ禍ですが、行けることになって本当に良かったな、と思っています。
さて、そこで心配になるのがお食事です。
3泊4日なので、計13回の食事を、ホテルなどでいただくことになります。
さてさて、どうしましょうか‥。
学校の先生や旅行会社さん等、病気のことをお伝えする際に、間に多くの方を通してのご連絡となりました。
「話がうまく伝わっていないところがあるんじゃないか‥」
心配にだったので(学校の先生にご了解をいただいて)、先方にお電話することにしました。
最初にご連絡したのが、4日目、最終日の昼食をいただく「国際観光レストラン博多芙蓉」さんでした。
丁寧な担当の方がお出になりました。
「お母さまですか? 資料いただきましたよ。お電話いただけて嬉しいです! いえ、お野菜たっぷりのスープを作ろうと思っているんですよ」
と、お返事が帰ってきました。
「えっ?」
予想しなかった返事に、私は思わず声をつまらせました。
「本当ですか? ありがとうございます。いえ、娘とは、「おかずを凍らせて送った方がいいかなあ? コンビニで何か買えるかな?」などと話をしていたんです」
だって、大勢の修学旅行生が行くのです。
きっと調理場は大変だろうな、お忙しいだろうな、一人のために、そんな手間暇をかけている時間はないだろう‥。
娘も私も、そう思ったのです。ところが、
「ええ、2時間かけていただいた資料を読みましたよ〜。とても勉強になりました!」
「ほ、本当ですか?」
その後、私の涙腺は崩壊してしまいました笑。
(患者会会で作成した「膵炎の子の食事について」の資料をお送りしていました)
「メニューは、こんな感じで考えております。
・野菜たっぷりのスープ
いいかぶが出てきましたから、
・かぶのうま煮(醤油ベースで)。それから、
・ほうれん草のおひたし。
白いご飯は、食べられますか? それから、
・果物 をお出ししようと思っておりますよ」
お優しい担当者さまのお言葉に、私は、何度も同じことを繰り返し言っていたと思います。
電話を切ったあと、すぐに娘にlineをしたことは、言うまでもありません。
ああ、良かった。
どうかどうか、娘の修学旅行が、楽しくて素敵な思い出となりますように♡
(また、後日談も書かせていただきますね〜)
#博多芙蓉 #低脂質 #修学旅行の食事 #子どもの膵炎