遺伝性膵炎の日記-子どもの膵炎を知っていますか?-

2019年にyahooブログから引越しました。「遺伝性膵炎」カチオニックトリプシノーゲン(prss1)である娘mimi(看護学校1年生:18歳)の病気や生活の記録を綴っています。子どものすい臓疾患患者会「膵の会」の活動も9年目に入りました。連絡先:suikai@outlook.jp★コロナ以降はzoom懇親会・相談会を開催中★

最近一番嬉しかったこと。国際観光レストラン博多芙蓉さま

時折、雨のふる東京です。

土曜授業があるmimiは、折り畳みの傘を持って学校に向かいました。

高校2年生になったmimi。来月、長崎と福岡への修学旅行を予定しています。

コロナ禍ですが、行けることになって本当に良かったな、と思っています。

 

さて、そこで心配になるのがお食事です。

3泊4日なので、計13回の食事を、ホテルなどでいただくことになります。

さてさて、どうしましょうか‥。

学校の先生や旅行会社さん等、病気のことをお伝えする際に、間に多くの方を通してのご連絡となりました。

「話がうまく伝わっていないところがあるんじゃないか‥」

心配にだったので(学校の先生にご了解をいただいて)、先方にお電話することにしました。

 

最初にご連絡したのが、4日目、最終日の昼食をいただく「国際観光レストラン博多芙蓉」さんでした。

丁寧な担当の方がお出になりました。

「お母さまですか? 資料いただきましたよ。お電話いただけて嬉しいです! いえ、お野菜たっぷりのスープを作ろうと思っているんですよ」

と、お返事が帰ってきました。

「えっ?」

予想しなかった返事に、私は思わず声をつまらせました。

「本当ですか? ありがとうございます。いえ、娘とは、「おかずを凍らせて送った方がいいかなあ? コンビニで何か買えるかな?」などと話をしていたんです」

だって、大勢の修学旅行生が行くのです。

きっと調理場は大変だろうな、お忙しいだろうな、一人のために、そんな手間暇をかけている時間はないだろう‥。

娘も私も、そう思ったのです。ところが、

「ええ、2時間かけていただいた資料を読みましたよ〜。とても勉強になりました!」

「ほ、本当ですか?」

その後、私の涙腺は崩壊してしまいました笑。

 

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患者会会で作成した「膵炎の子の食事について」の資料をお送りしていました)

 

「メニューは、こんな感じで考えております。

・野菜たっぷりのスープ

いいかぶが出てきましたから、

・かぶのうま煮(醤油ベースで)。それから、

・ほうれん草のおひたし。

白いご飯は、食べられますか? それから、

・果物 をお出ししようと思っておりますよ」

 

お優しい担当者さまのお言葉に、私は、何度も同じことを繰り返し言っていたと思います。

電話を切ったあと、すぐに娘にlineをしたことは、言うまでもありません。

ああ、良かった。

どうかどうか、娘の修学旅行が、楽しくて素敵な思い出となりますように♡

(また、後日談も書かせていただきますね〜)

 

#博多芙蓉 #低脂質 #修学旅行の食事 #子どもの膵炎