遺伝性膵炎の日記-子どもの膵炎を知っていますか?-

2019年にyahooブログから引越しました。「遺伝性膵炎」カチオニックトリプシノーゲン(prss1)である娘mimi(看護学校1年生:18歳)の病気や生活の記録を綴っています。子どものすい臓疾患患者会「膵の会」の活動も9年目に入りました。連絡先:suikai@outlook.jp★コロナ以降はzoom懇親会・相談会を開催中★

膵炎とステロイド治療

朝から「Heavy Rain」の東京です
皆さんのお住まいでは、如何ですか?

さて先日、病気のママ友さんと「膵炎とステロイド治療」の話になったので、検索してみました。
誰もが知っている、有名国立大学HPより。
とても分かり易かったので、引用させて頂きました。
改めて、いろんな膵炎があるんだな、と思ったりします。

では、「ステロイド」とは、どういうお薬なのでしょうか。
簡単に言うと、大きな働きは2つ。
「炎症を抑える働き」と、「体内で起きるいろいろな免疫反応を抑える働き」とされています。

最近mimiが使ったステロイド剤と言いますと、こんなものがあります。
学校帰りに、花の種を道端で拾って来ました。
その手で、足を触ったのか、バ-っと炎症とかゆみが、一気に広がりまして
「季節的に、毛虫のりんがついたのかなぁ?」と母は思い、以前処方された塗り薬を使いましたところ、すぐに引きました。
こんなお薬にも、ステロイドが使われていますね。

(私の記憶が正しければ、)膵炎において、mimiはステロイド治療は受けていません。
(患者さんのママ達と、)お話しすると、「うちの娘は、分かり易い『膵炎』なのだな」と思ったりします。
炎症が起きて、いつもの点滴をすると、ほぼ回復します。
(まれに時間が掛かってしまうことも、ありますが(笑)。)

病名がまだ分かっていなかった場合、治療を始めて、お医者様が一番悩まれるのは、その判断基準ではないでしょうか。
病気には、個人差があって。明らかに回復結果が出るとも限らず。
「年齢、過去の病歴や症状、今まで使ったお薬、他の持病、その時の体調、等、」
考慮しないといけないことは、多くて。
単純比較が出来ないところが難しいですね。

これは、膵炎に限らず、他のご病気の方も同じだと思われます。
病棟にいる時に、「正しい病名が分かるまでに、暫く掛かった」とは、よく聞く話でした。
実際うちも、最初の発症から、正しい病名が分かるまでは、1年ちょっと月日が経っています。
(9か月、再発しなかったこともありますが)

「子どもの膵炎」
もっとpopularな病気になってくれたらいいですね。
そう思いながら、母はブログを更新していますよ。
頑張るぞ~!