夏休みも後半となりました。
子どもたちは、夏休みの宿題で追い込みのときかもしれませんね。読書感想文は、もう書いたかな?
今日は、読書感想文を書くのにピッタリな、もりなつこさんの本をご紹介します!
きっかけはたいしたことじゃなかったはずなのに、学校に行こうと思ったら
胸の中に嫌な感じが広がったんだ。
いじめられてなんかいない。
だけど学校に居場所がない。
まいちゃんなら、この気持ちをわかってくれるかな?(中表紙より引用)
5年生の翼は、とにかくドッジボールに夢中。
熱中し過ぎたあまりに、クラスの男子たちと言い争うことが増えていきます。そんなときに、指も怪我してしまって‥‥。
「小学校って、こういういうことあったよね」と、自分の子ども時代や、娘のクラスのことを思い出しながら読みました。登場人物の気持ちに、とても共感します。
また描写が美しく、鹿児島に行ってみたくなりました。鹿児島は、びわの産地なんですね。
作者さんの「あとがき」も、読むと、ジーンときちゃいます。とっても素敵なオススメの一冊です!