遺伝性膵炎の日記-子どもの膵炎を知っていますか?-

2019年にyahooブログから引越しました。「遺伝性膵炎」カチオニックトリプシノーゲン(prss1)である娘mimi(看護学校1年生:18歳)の病気や生活の記録を綴っています。子どものすい臓疾患患者会「膵の会」の活動も9年目に入りました。連絡先:suikai@outlook.jp★コロナ以降はzoom懇親会・相談会を開催中★

再発予防しよう②-感染症対策-

腸炎や、インフルエンザが流行っていますね。
皆さん、如何お過ごしですか?
今日は、「お風邪」と膵炎の話を書いてみようと思います

まず①胃腸炎です。
mimiちゃんの場合、胃腸炎に掛かると、ほぼ間違いなく「膵臓」が影響を受けます。
(始めの頃は、残念ながら、分かっておりませんでした
消火器は、やはり「一本の管」でした。
改めて、そう思います。

ですので、もし、腹痛や、(1回でも)嘔吐があった場合は、必ず、
採血をしてもらえる、大きな病院を受診することを、お勧めします。
(可能なら、いつも膵臓のフォローをしてもらっている病院がベストです。)
酵素の値をみるのは、採血するしかないそうです。

そして、
腸炎からの、偽物(?)膵炎の場合は、多分先に、膵酵素が上がります。
その時にエコーで、膵臓を観てもらっても、膵臓の腫れや、膵管の拡張は、余り認められません。

そして、
本物の膵炎の場合は、多分、逆です。
膵管が詰まり、よって拡張し、それが炎症に波及し、それから膵酵素が上がり始めるのではないかと、母は思っています。
こちらは、この時点で、エコーを観てもらうと、膵臓はばっちり腫れ、膵管もビックリするくらい太くなっています(笑)!

ですので、処置が早ければ、前者の場合はすぐに収まります。
焦らず、判断を間違わず、必ず採血を受けましょう。


次に②おたふく風邪と、水ぼうそうです。
幸い、両者とも、mimiちゃんは、まだ掛かっていません。

病気が分かった際、主治医から「この二つに掛かると、膵炎が起こるので気を付けるように
と、説明を受けました。

ですが、6月のこと。
妹が幼稚園から、水ぼうそうをもらってきました。
しかも、軽かったので、発熱するまで気づかず・・・。

慌てて母さん、ご近所のドクターのところに飛んでいきました。
「先生、どうしましょう本人より、持病のある姉の方が心配で!」
すると、午後にでも受診して、二回目の予防接種を受けるよう、指示がありました。
ちょっと、ビックリ!

早速、午後に受診。
再度、予防接種を受けて、家の中でも、可能な限り分かれて生活をさせました。
ドキドキしながら、二週間を過ごしました。
結果、mimiちゃん、発症もせず、無事でした。
良かった良かった♪うまくいきました

mimiちゃんは、病棟に長くいたので、白血病や心臓病のお友達もたくさんいますが、
そのママ達みんなが、「風邪は掛かると、駄目だね~」と、
口を揃えて言います。
確かに!!

mimiちゃん、実は、2歳半で、「川崎病」も経験しております。
その始まりも、最初は、胃腸炎(膵炎?)でした。
やはり、お風邪はよろしくないんだな、とママも実感しています。
体に潜んだ、危険因子を呼び覚ましてしまう恐れがある、そんな気がしています。

感染症シーズン、もう暫く続きますね。
手洗い・うがいを忘れず、体力をつけて、何とか乗り切りたいものです♪
頑張るぞっ!!