遺伝性膵炎の日記-子どもの膵炎を知っていますか?-

2019年にyahooブログから引越しました。「遺伝性膵炎」カチオニックトリプシノーゲン(prss1)である娘mimi(看護学校1年生:18歳)の病気や生活の記録を綴っています。子どものすい臓疾患患者会「膵の会」の活動も9年目に入りました。連絡先:suikai@outlook.jp★コロナ以降はzoom懇親会・相談会を開催中★

移植の話★

毎日寒いですね
皆さん、お変わりございませんか?
今日は、「移植」のお題で、情報を集めてみました!


自家膵島移植」のニュース(←主治医の先生から教えて頂きました。)
昨年の7月、大阪大病院のニュースです。

膵島移植プロジェクト」(←主治医の先生から教えて頂きました。)
こんなプロジェクトもあるそうです。


医学は、日々進歩していますね

ですが、患者の親からすると、正直、内容が難しいことが多くて
それで、こちらの解説を載せさせて頂きます
「Dr.S」先生が、書いて下さいました。
とても分かり安く、患者としては心強い解説だったので、
皆さんにも読んで頂きたくて!!
ご本人の了解を得て、掲載させて頂いています



移植の話ですね。
確かに難しい問題です。
年齢・体格に加え、これまでの小児の症例数や具体的成功率など、、、
詳しくお話を聞いた上で判断すべきと思います。

お母さんの仰る通り、
膵細胞移植のターゲットは、膵島β細胞(インスリン分泌)の機能の回復であり、
脂肪吸収に必要な膵外分泌機能や膵炎の痛みの改善には繋がらないもの。
と、私も認識しています。

自分の細胞を移植するものなので、その他の臓器移植に比べて、
”拒絶反応や強い化学療法とかは不要” という利点もあったと思いますよ。

なので、血糖値のコントロールをしているインスリンを分泌しているβ細胞が元気な間に
(慢性的膵臓の炎症でインスリン分泌細胞が大きなダメージを受ける前に)
膵島β細胞の採取をするのは良いのでは、、、。と思っています。
(細胞採取の手術(おそらく腹腔鏡手術)が、どの程度の難易度/成功率が望めるのかがポイントですね。)

要するに、長期的には充分考えるべき治療と思います。
+もっと良い治療が(iPS細胞での膵細胞再生など)生まれるハズです!!


ねっ?元気が出て、前向きになれたでしょ(笑)?
また、素敵な情報がありましたら、ご紹介しますね