遺伝性膵炎の日記-子どもの膵炎を知っていますか?-

2019年にyahooブログから引越しました。「遺伝性膵炎」カチオニックトリプシノーゲン(prss1)である娘mimi(看護学校1年生:18歳)の病気や生活の記録を綴っています。子どものすい臓疾患患者会「膵の会」の活動も9年目に入りました。連絡先:suikai@outlook.jp★コロナ以降はzoom懇親会・相談会を開催中★

えっ、膵管拡張?

寒い日となりました。皆さま、お変わりございませんか?

昨日外来に行ってきましたので、結果をご報告します。

まず、エコー写真です。

「調子はどうですか?」「はい、変わりなく過ごせました」

と、お返事をしました。

 

中央から右下にすい臓が位置しています。

伸びたブーメランのような形です。

白く線維化も見られますが、「いつものすい臓」といった印象でした。f:id:oku352c:20230225144817j:image

昨日興味深かったのは、先生のひと言から‥。

「膵管が拡張しているんだよね」

「えっ? 本当ですか?」

急に画面に前のめりになった母。

「うわ、本当だ‥」一瞬にして、冷汗が出ました。f:id:oku352c:20230225144810j:image

「膵管が真っすぐだから、問題なさそうだけれど」

との先生のお言葉。たしかに真っすぐなので膵液もよく流れていそうです(笑)。

(普通たんぱく栓が詰まって炎症を起こすと、膵管がまず蛇行します)。

例えば、こんな感じです(mimi膵管蛇行写真)。

こちらも!https://oku352c.hatenablog.jp/entry/2022/04/24/010352

 

注目すべきはもう一点。膵管の中の真っ黒さです。

太さ、2.7mm。

(普通、膵管のどこかが詰まると、管の中は、かなりドロドロと淀んだ色になります。こんなにクリアな真っ黒な状態は、一度詰まって、その後勢いよく、膵液が流れたのかな? そんな印象です)

 

ここ最近は、よく食べていました。

タンパク質が足りないと自分で思ったようで、毎日無脂肪乳を飲んでいました。

先生からは、「(引き続き、)たくさん食べてねー」と言っていただきました。

母は、昨年11月に行われた患者会の勉強会での、先生の話を思い出していました。

「お子さんの場合、まず体を大きくすることが大事です!」

そう話してくださったのですが、わたしは娘の体で、その過程をずっと観察していた感じでした。

(先生の言ってらしたことは、本当だったんだ~)

毎日、娘は嬉しそうに「抹茶ラテ」を作って飲んでいます。

(以前は心配で、乳製品を飲むことができませんでした)

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こちらは、採血結果です。

酵素値もokでした。