遺伝性膵炎の日記-子どもの膵炎を知っていますか?-

2019年にyahooブログから引越しました。「遺伝性膵炎」カチオニックトリプシノーゲン(prss1)である娘mimi(看護学校1年生:18歳)の病気や生活の記録を綴っています。子どものすい臓疾患患者会「膵の会」の活動も9年目に入りました。連絡先:suikai@outlook.jp★コロナ以降はzoom懇親会・相談会を開催中★

「難病シンポジウム」に行ってきました♪

朝から、激しい雨ですね
さてご報告遅れましたが、先週土曜日に
こどもの難病シンポジウム-慢性疾患のある子どもの自立支援を考える-」
開かれましたので、その様子をご紹介しますね♪

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とても盛大な会でした。参加人数、200人位いたかな?
皆さん、とても熱心に話を聴いてらっしゃいましたよ~。
(「託児」の申し込み期限が過ぎていたのですが、直ぐに対応して頂きました。
心よりお礼申し上げます。)

パネリストの方は、7名。
厚生労働省の方、読売新聞医療部の方、
ご自身が病気の方の体験談、お子さんが病気の方の体験談(3名)、
看護師さんの立場からの話、等。

今日は、私が一番印象に残った方の話を、ご紹介させて頂きますね。
彼は、5歳から腎臓の病気を患い、義務教育のほとんどを病院生活で送る。
(今も月に2回程度の通院と服薬治療中)
その後、大学まで進学。
今は、病弱児や病弱教育への周知や理解、学習支援活動、講演活動などを、主に岡山の方でされているそうです。

心に残った彼の言葉を、いくつかご紹介させて頂きます。

・こどもたちは、「自分の未来を信じている」から、頑張れる
・友達を作ろう。身内以外の理解者を作ろう
・理解してもらうには、病気の症状を小出しに伝える練習をしよう
・選択肢を、持ているようになろう
 (小さなことから「Aにするか、Bにするか」を練習していく、病弱児は、「してもらって当たり前」の生活になりがち、「休む勇気をもつ」「自分の体は自分で守る」)
・高校生位から、一人で外来を受診しよう!出来るようになろう!
・病気なのは自分なんだと、自覚する
・受け身な「患者」から、主体的な「患者」へ
・病弱児にとって、「人の役に立てる」ことは喜びになる
・病気だからと言って、やりたいことを諦めたくない

うちも長く病棟生活を送りましたが、「義務教育のほとんどを過ごした」という彼の言葉は、達人の域に達していて、母は涙が出ました
彼は、本当に精神力が強いのだと思います。
言葉も、親としては「本当だよね」と思うことばかりで。
(自分の娘に)病気があったので、ついつい心配しすぎた自分の経験を振り返ります。
読んで下さってるママ達も、そうお思いかもしれませんね(笑)!

今度の土曜日は、「第100回親の会連絡会」がありまして、初めて参加させて頂きます。
講演~親の会の成り立ち・親の会初期の方のお話~
色々勉強させて頂くつもりです♪
また、そのお話も書けたら、と思っています。