けれど、早くも雨に変身
凍りそうです!明日が心配だ
さて、今日は、「必須脂肪酸と食事制限」のお話をしますね♪
必須脂肪酸とは?
「体の中で作ることが出来ないので、お食事で摂りましょう♪」
という脂肪です。
ですが、膵炎患者さんにとっては、なかなか高いハードルでして
何故ハードルが高いか、例えを交えてご説明します♪
「必須脂肪酸」には、いくつか種類がありますが、
今日は、DHAが豊富な青魚「いわし」の例で、ご説明しますね。
(計算方法のご紹介です♪←こんなに細かく計算しなくても大丈夫ですが(笑)。
これだけでは、栄養価的には「要補足」です♪例えば、+エレンタールとか。
くれぐれも、お食事制限は、お医者様の管理の元、行ってくださいね!
宜しくお願い致します)
「まいわし」は、100g中当たり、「脂質 13.9g」-食品成分表より-です。
そこで、
「脂質 20g/日」で、お食事を作っている患者さんがいるとします。
↑(20gも、かなり少ないですよ!)
例えば、お昼に、100gの「イワシの煮つけ」を食べたとします。
すると、
夕飯に食べられる脂質の量が、「6.1g」と
なる訳です。
「6.1g」、う~んと、例えば、そうですね、
「とりもも肉(皮なし)の照り焼き」を、120gとか
・鶏のもも肉(皮なし) 100g中当たり、「脂質 4.8g」-食品成分表より-
「牛もも(赤身)のトマトーソース煮」を、120gとか
・輸入牛もも赤身 100g中当たり、「脂質 4.6g」-食品成分表より-
と、なかなかメニューを考えるのも厳しくなる訳です。
(それに、120gって、見た目には、ほんの少しですものね)
育ちざかりの、男の子のママは、きっとこれで、ご苦労されています。
食品の、100g当たりの脂質の量は、「食品成分表」に載っています。
(成分表は、本屋さんに行けば、入手出来ますよ♪)
脂質を下げることだけを考えると、
・ささみ、とか、鶏むね肉、とか、
・えび、貝類、とか、
・たら、かれい、等が思い付くところですが、
それを、栄養の「質」ことを考えて、かつ、見た目の量を考えた時に、
いろいろ工夫が必要になってくるんですよね。
これが、主婦の腕の見せ所です(笑)
さて、今夜の夕飯、どうしましょうか
頭が痛いね(笑)!
それでは、また♪
皆さん、風邪ひかれませんように!